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喘息百科事典 あ行
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- アイジーイー(IgE) immunoglobulin E
アレルギー反応が起こる際の抗体。ダニなどの抗原(アレルゲン)と結合し、アレルギー反応を起こす。喘息やアトピー性ひふ炎などで高値をとることが多い。1966年、石坂公成が発見。免疫グロブリンE。非特異的IgE抗体。
- アスピリン喘息 aspirin-induced asthma
酸性の解熱鎮痛薬で生じる薬物誘発性喘息。喘息患者の約1割に見られる。中年の女性で、鼻茸を合併している患者に多く見られる。経口薬だけでなく、注射薬、貼付薬、坐薬、点眼薬などでも起こる。命に関わる発作を起こすので、厳重な注意が必要。
- アレルギー allergy
人体に不利益をもたらす過剰な免疫反応。
- アレルゲン allergen
アレルギー反応を引き起こす原因物質(抗原)。ダニや花粉、動物のフケなど。IgE(抗体)と結合して、さまざまな症状を引き起こす。
- 運動誘発喘息 exercise-induced asthma
運動によって引き起こされる喘息発作。喘息のコントロールが不十分な場合に生じる。運動の前に気管支拡張薬を吸入すると予防できる場合もある。