喘息フォーラム・日本(Asthma JP)
喘息フォーラム・日本(Asthma JP)
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- Nifty-serve(パソコン通信 現@nifty)には「すこやか村・喘息館(FSKYA)」と称する電子会議システム(BBS)があり、故久保裕医師によって運営されていました。これをコミュニティの場として利用する患者や医療関係者にて「オンラインぜんそく友の会」が発足しました。世界初のオンラインに存在する患者会でした。
- しかしパソコン通信は廃止され、喘息患者支援の活動の場はインターネットに移します。
- 2012年に「喘息フォーラム・日本(Asthma JP)」としてWebサイトの立ち上げ、後にFacebookにグループも開設しました。
世界喘息デーの参加
- GINA(Global Initiative For Asthma)は、5月の第1火曜日に開催される「世界喘息デー」を、世界中のヘルスケアグループや喘息教育者と共同で開催します。その日は世界で最も重要な喘息の認識と教育のイベントです。
- 喘息フォーラム・日本は、この企画に賛同し行動する国内の団体・個人とネットワークを構築していきます。
- ご関心のある方は、当フォーラムにご連絡先をお聞かせ下さい。個人情報は目的以外には利用いたしません。
2023年 世界喘息デーは5月2日
2023年の世界喘息デーのテーマは「Asthma care for All」
2023年は5月2日(火)が「世界喘息デー」です。Global Initiative for Asthma (GINA)
の公式サイトでは、以下のURLにて2023年の世界喘息デーを案内しています。
https://ginasthma.org/2023-world-asthma-day/
ようやく日本でも新型コロナウイルス感染症(Covid-19)への対策が緩和されてきました。まるで世界中のすべてのヘルスケアリーダー達がすべてCovid-19 の対策に追われている様な数年間でした。当然、世の中にはまだまだ様々な病気があり、Covid-19の対策と並行して、様々な病気に対しての支援を続けなくてはなりません。人類は喘息の患者さん達にも支援の手をいつでも差し出せる事を知ってもらうために、この「世界喘息デー」を使いましょう。
GINAは、2023年の世界喘息デーのテーマとして「Asthma care for
All」を掲げています。喘息の罹患率と死亡率の負担の大部分は、低・中所得国で発生しています。GINAは、有効で品質が保証された薬剤の入手と利用を確保するようヘルスケアリーダーに奨励し、喘息による困難を減らすように努めています。「Asthma
care for All」のメッセージは、すべての支援国にたいして、効果的な喘息管理プログラムの開発と実施を促しています。
さて、私たちは喘息患者さんに、いま何ができるでしょうか。GINAのWebサイトには誰でも実践できる「喘息デーの提案(2023年版)」が紹介されています。
https://ginasthma.org/wp-content/uploads/2023/02/WAD-Activities-2023.pdf
患者やその家族向けの勉強会などならできるかもしれませんね。上記の提案に、日本では馴染みがないかもしれませんが、ヒントになることが多く書かれています。
そしてGINAのWebサイトには「世界喘息デー」で行ったイベント・企画を、報告して欲しいと書かれています。この機会に、喘息の啓発活動を行い報告してみましょう。
喘息で苦しむ人々がまだ多くいる事を世界に知ってもらい、患者さんの生活の向上となるように、どうか「世界喘息デー」を周知し活用して下さい。
運営ポリシー
以下は、創設者の久保医師が立てられた当フォーラムの運営ポリシーです。現在もこのポリシーに則り運営を行っております。
喘息フォーラム・日本は
- インターネットを利用した喘息患者と家族向けの支援組織です。
- 組織的・包括的・継続的に支援活動を行います。
- 喘息についての学習・経験交流・健康相談の場を提供します。
- 他の喘息関連団体と連携して活動します。
- 趣旨に賛同する個人からの寄付等で運営します。
- 情報の公正さを保つため、特定の製薬企業等には依存しません。
- メディカルアドバイザー、優良サイトなどの選定を厳正に行います。
- 個人情報の保護に全力で取り組みます。
- 特定非営利活動法人(NPO)を目指します。
- GINA世界喘息デーを支援します。
2012年9月8日 更新
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